メモ帳を買いに行こう!
狙いは無印良品と東急ハンズだ。
さて。
まず最初は、無印良品へ向かった。
無印良品へはたまに行くが、大型店舗には久しく行っていなかった。
商品を見た。
ブラーっと見た。
感想を言うと、素晴らしい。
機能性、シンプル。
条件を満たす商品がたくさん並んでいた。
びっくりした。
さすがは日本製、と言ったところか。
余談だが、日本の文房具メーカーは世界トップレベルだと勝手に思っている。
もはや文房具で日本に勝てる国はないのではないか、と思うほど。
そして私たち日本人の文房具へのこだわりも総じて高い傾向にあるように思う。
私は以前、すこしヨーロッパに住んでいたことがある。
そこで驚いたことが、海外の人が筆箱を持ってるところをあまり見かけなかったことだ。
教科書とえんぴつだけを持って、学校へ来る。
ひどい人はカバンさえも持たない。
教科書とえんぴつをサイドバッグのように持ち歩いて、そのまま帰っていく。
当時の私には一周回ってカッコよく見えた。
「筆箱の中を綺麗に整える」は、もしかしたら日本特有の美意識なのか。
「もしものために」という理由から、色んな種類のペンなハサミなどを筆箱に入れて持ち運ぶのは、日本の国民性なのか。
とにかく、日本人が文房具への意識が高いことには間違いない。
無印良品で決めてしまおうと思った。
だが選択肢として、まだ東急ハンズがある。
私は意を決して東急ハンズへ向かった。
仕事のパートナーを探しに。
レッツラゴー
第3章へ続く。