“言葉” を見聞きした時には
“なに” を言っているのかよりも
“誰が” 言っているのかを見るようにしています。
似たような形で
“行動” を見聞きした時には
“なに” をしたのかよりも
“なんの為” にしたのかを見るようにしています。
私はこれをよく『心のベクトル』と表現します。
______
少し話は逸れるんですが
『パンクブーブー』ってご存知ですか?
お笑い芸人なんですけど。
そのパンクブーブーの漫才で
「うるさい隣人」ってネタがありましてね。
黒瀬(ツッコミ)の部屋に隣人の佐藤(ボケ)が
うるさいので静かにしてください
とクレームを言いにくるところから始まるんですが
そのネタの中でこういうやりとりがあるんです。
佐藤「いいですか?昔ある万引き主婦がこんなことを言っていました…」
黒瀬「聞く耳持たねーわ!万引き主婦の言葉!」
_____
「うるさい隣人」自体おもしろくて
好きでよく覚えてるんですが
このやりとりがお笑いとは別の領域で
強く印象に残ってましてね。
たしかに万引き主婦がどんなに良いこと言ってても
響かないだろうし
なんならやっぱり聞く耳すら持たないだろうなとか
いろいろ考えて想像した覚えがあります。
そうして考えて出た結論が
“言葉” はなにを言っているかより
“誰が” 言っているかが大事だな
ということ。
もっと厳密に言うと
どんな考え方をした人なのか
どんなことをしてきた人なのか
なにを成した人なのか。
言葉の重みや響き方って
そこで変わってくるように思うんです。
ここで重要なのは
実際にどんな人なのか
実際なにを成した人なのか
ではなく
聞き手がどういう人だと思ったか
聞き手にどう捉えられたか
が
1番大事だということ。
______
上記は心を守るのに使えます。
仕事とかでイヤなこと言われたり
イヤな言い方されたりすることありますよね。
先輩とか上司とかね。
そういう時はなにを言われたかじゃなくて
誰が言ってきたかを見るんですね。
大抵大したやつじゃないんですよね←
そして自分自身を律するのにも。
私の場合自分の発言が、行動が
相手にどう思われるか意識するのに使います。
だからこそ思考や言葉は大事にしたい。
長くなってきたので
“行動” についてと結論は次の日記で。
後半へー続く。(キートン山田さんの声で)