福岡で感銘を受けたの話②

家族連れが多い飲食店に行った時の話。
私はカウンターに案内され
割と周りが見渡せるような状態で
食事をしていました。
各所で元気な子どもがはしゃいでいたり
美味しそうに食べていたり
固形物を食べる親の顔を
物珍しそうにじっと見つめる赤ちゃんがいたり
私より多い量のご飯を食べてるおじいちゃんがいたり

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人間観察は好きでよくやる方なので
周りの人たちのそういう仕草、顔、行動、表情を
微笑ましく思いながら見ていました。

お座敷にいたある家族が食べ終わり
靴を履いてお会計に進むとき
7歳くらいかな?
お母さんに連れられた元気な女の子が
別のお座敷で片付けをしていた店員さんに向かって大きな声で言いました。

「ごちそうさまでした、おいしかったです!」

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店員さんも特段驚いた様子はなく
ただ本当にいい笑顔で
ニコニコ笑い嬉しそうに大きな声で

「ほんと!?よかったー!
ありがとうまたきてね!!」

と返していました。

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上京して約10年
都内をディスるつもりはないですが
正直あの光景は地元を離れたこの10年間では見ていなかったもの。
老いで涙腺の緩くなってきている私は
冗談抜きで泣くかと思うくらい感動しました。

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あの店員さんの反応
たぶん珍しいものではないんだろうな。
ああやって地元(?)の人間がよく通う店があって
その分人同士の心も通い
地域住民の繋がりも深く結びつき
もちろんそのせいで起こる田舎特有の
めんどくささや厄介ごとはあるけれど

あの時は単純に
これからもなくならないでほしい光景だな。
と思った私でした。

感動した!!
(小泉純一郎風に)

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