先日、ある方から
「映画の8番出口良かった、引き算の美学だった」
という話を聞いた。
素敵な感想だと思った。
その影響で、映画を観に行った。
ゲーム?が元ネタらしい。
それを全く知らない僕でも十分に楽しめる内容だった。
けれど、この映画を初見で観て、「引き算の美学」という言葉は、自分には出せなかったと思う。
もし誰かに「映画どうだった?」って聞かれたら、
「面白かった!回って回ってどわーって感じ」みたいな、
そんな感想しか言えなかったと思う。笑
そんなことがきっかけで、引き算の美学について、ちょっと考えてみた。
足せる力量はあるけれど、あえて足さない。
軸だけ残して、余計なものは削ぎ落とす。
そうすると本質的なものだけが見えてくる。
そして相手に余白を残す。
おぉ。
これは色々な分野で応用できるではないか。
そして色々な仕事の本質なのではないか。
と。
そんなことに気付かされた。
だからまずは、足せるだけの力を身につけよう。
力をつけて、そこから引き算をしていこう。
「これ以上削るところがない」を目指して。