この間、ハンバーガーを食べた。
久しぶりのハンバーガーだった。
緑色の看板の、某有名チェーン店。
期間限定のもの。
「期間限定」という文言にやられた。
店員さんに意気揚々と注文をお頼みした。
「〇〇を一つお願いします」(商品名はなんだっけ)
注文後、ブルブル震える機械を受け取り、席に着いた。
わくわく。
数分待ったのち、呼ばれた。
受け取ったハンバーガーを見てびっくり。
なんと大きいことか。
チーズがたっぷり。
お肉が3枚くらい入っていた。
この世に、これほど贅沢な食べ物が存在していいのか。
いや、いいに決まってる。
チーズとお肉に挟まれた世界。
最高ではないか。
お酒を頼もうとしたが、残念ながらお店にはお酒は売っていない。
お水で我慢しよう。
席に戻る。
出来上がったハンバーガーをまじまじと見る。
さて、どこから食べようか。
どう楽しもうか。
やはり肉が3枚入っていると、形に特徴がある。
パックンが口を開けてこっちを見てるような外見。
食べるのがもったいない。
が、すごく食べたい。
食欲をそそる。
そして、
ハンバーガーを口にした。
おいしい。
非常においしい。
美味である。
やはりジャンクフードは最高だ。
こう、噛んだ瞬間に油がジュワ〜っと広がる感じ。
口いっぱいに旨みが広がる感じ。
なぜ油っこい食べ物は、健康によろしくないのか。
美味しいジャンクフードほど、健康に良くないとされている。
が、世の中はよくできていると思う。
もし油っこいジャンクフードが健康によかったら。
きっと世界中の人が毎日食べてしまう。
そうすれば、何かこう、色々な問題が起こりそうである。
食材の偏りとか、その他もろもろ。
きっと神様は、人間にいろんな食べ物を食べて欲しくって。
油っこい食べ物は健康によろしくないシステムを創造した。
神様、ありがとうございます。
ハンバーガーを完食後、席を立った。
活力が湧いてきた。
「明日も一日がんばろう」
そう思えた経験でした。