心のベクトル①

“言葉” を見聞きした時には
“なに” を言っているのかよりも
“誰が” 言っているのかを見るようにしています。

似たような形で

“行動” を見聞きした時には
“なに” をしたのかよりも
“なんの為” にしたのかを見るようにしています。

私はこれをよく『心のベクトル』と表現します。

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少し話は逸れるんですが
『パンクブーブー』ってご存知ですか?
お笑い芸人なんですけど。
そのパンクブーブーの漫才で
「うるさい隣人」ってネタがありましてね。
黒瀬(ツッコミ)の部屋に隣人の佐藤(ボケ)が
うるさいので静かにしてください
とクレームを言いにくるところから始まるんですが
そのネタの中でこういうやりとりがあるんです。

佐藤「いいですか?昔ある万引き主婦がこんなことを言っていました…」

黒瀬「聞く耳持たねーわ!万引き主婦の言葉!」

_____

「うるさい隣人」自体おもしろくて
好きでよく覚えてるんですが
このやりとりがお笑いとは別の領域で
強く印象に残ってましてね。

たしかに万引き主婦がどんなに良いこと言ってても
響かないだろうし
なんならやっぱり聞く耳すら持たないだろうなとか
いろいろ考えて想像した覚えがあります。
そうして考えて出た結論が
“言葉” はなにを言っているかより
“誰が” 言っているかが大事だな
ということ。

もっと厳密に言うと
どんな考え方をした人なのか
どんなことをしてきた人なのか
なにを成した人なのか。

言葉の重みや響き方って
そこで変わってくるように思うんです。

ここで重要なのは
実際にどんな人なのか
実際なにを成した人なのか
ではなく
聞き手がどういう人だと思ったか
聞き手にどう捉えられたか

1番大事だということ。

______

上記は心を守るのに使えます。
仕事とかでイヤなこと言われたり
イヤな言い方されたりすることありますよね。
先輩とか上司とかね。
そういう時はなにを言われたかじゃなくて
誰が言ってきたかを見るんですね。
大抵大したやつじゃないんですよね←

そして自分自身を律するのにも。
私の場合自分の発言が、行動が
相手にどう思われるか意識するのに使います。
だからこそ思考や言葉は大事にしたい。

長くなってきたので
“行動” についてと結論は次の日記で。

後半へー続く。(キートン山田さんの声で)

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