一杯290円のラーメンに青春をかけていた話。
こんにちは、あす香です。
久しぶりに自分の物語を書いていこうと思っています。暇つぶしにどうぞ。
今日は高校生で務めたバイトについて書こうかと思います。
初めてのバイトは高校1年生。
家の近くの夢Oという和食レストランで雇ってもらいました。
当時最低賃金の730円。
夢Oのメニューが好きすぎて中学生のころから「ここでバイトしたい!(夢Oの飯を社食で安く食べたい)」と思っていたので、念願の夢Oだったし、店長しか社員がいなくて、色々ザルで、店自体が超暇で、「夢Oのご飯美味しいな〜」という思い出以外なく終えたのであった。
高校生バイトその2
時給1200円後O苑(ラーメン屋)に移動します。
(夢Oはザルだったので、潰れ おOしカフェガOトにお店が変わったんだけど、夢Oのメニューが好きだったから店名も商品も変わって1ヶ月ぐらいで辞めたかな(どんだけ夢O好きだったのか・・・w)
そこでI店長に出会いました。
今、思うと超パワハラワンマンやばめの仕事できる店長だったので、
バイトはすぐ辞めちゃうしまぁ色々問題はあったと思うのですが、
ある日例の如く私も怒られるわけです。
ただ私にはその怒られた内容が大変響くものだったといいますか、
なんて怒られたのか忘れちゃったけど
内容的には
「人、1人1人の行動やニーズをよく読め」的な内容で
その日から仕事に対する考え方がシフトチェンジしたような気がします。
・ラーメンをサクッと食べて帰りたい仕事中のトラックの運転手
・ラーメンを家族の月一の楽しみにしているご家族
・男女で食べに来ているカップル
書いていくとニーズはもっともっと溢れるのですが、
1杯290円のラーメンにも物語があり、
それを加味した上で
絶妙なタイミングでお皿やメニューをお客様に手渡し、
絶妙なタイミングで空いたお皿を引く
地味に見えますが、よく考えられたパフォーマンスでした。
飲食の接客業をやっていれば当たり前のことだと思うのですが、
それを判断するためには
飲食中のお客様の行動や表情
お皿の中を常に目視し
頭の中に今後30分の流れを描きながら、
外で待っているお客様の人数を描きながら、
仕事する他ありませんでした。
その頭の中での計算が予想通りに展開できるようになると、
自分にとってはとても愉快で楽しく年末年始も、
クリスマスも21時までバイトをしていたような気がします。
(バイト終了後、彼氏に迎えにしてもらったり、
昔から仕事がとにかく大好きなんです)
厳しいI店長の元で働ける人材は常に明るく前向きで
この人たちと一緒に働けると愉快だな。と思った記憶があります。
完全に自分の原点です。
今は290円どころか、
290円の100倍のお金をお客様に頂戴してサービス業に携わらせていただいております。
キャストによく尋ねることがあって
「3万円あったら、2万5千円あったら、今あなたは何に使いますか?」
(因みにまなとさんはソーダストリームが欲しいそうなのですが)
正直、女性向け風俗で遊ぶためには大金が必要です。
1杯のラーメンの様に、残念ながら提供できる形はある程度決まってる。
けど。
提供の仕方だったりお客様が感じる感動っていうのは
自分たちの努力で変化できるものだと思うんです。
「たかが1杯290円のラーメンだからと」
そこにあぐらを書いたり言い訳をしてたら
学びもないし、お客様に感動が届ききらない。
などと思っています。
1杯290円のラーメンが教えてくれたことは、
I店長が教えてくれたことは
今でも私の胸に強く刻まれていて
10年経った今でも
「人、1人1人のニーズってなんだろう」と
「女性向け風俗に足を御運びになる方に何ができるんだろう」と
毎日毎日自問自答を繰り返すのであったことを
(つい。たまたま。昨晩思い出しました。)
➡️次回 バイト先その4 「個人商店のうどん屋さんに続く・・・・」
※後O苑も社食がありまして、味噌ネギラーメンにBセット(たま丼・餃子)が好きだったよ。
※私は餃子マイスターを持っています・・・・。笑